2020年3月6日
普段はなんとなく訪れている天神と自分の関係性を振り返り、実際に訪れ、議論した九産大コラボワークショップ。
今回は、実際に天神の街を歩いて観察することで気になったことや、「こうなったらもっと魅力的になるのでは?」という学生の皆さんのアイデアを、それぞれ撮ってきた写真とともに一部ご紹介します!
発見1: 路上にゴミが多い!
・ポイ捨てが目立つ
・昼はきれいな場所も、夜はゴミが増えて汚くなっている
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みんなのアイデア
・ゴミ回収に協力するとクーポン等のインセンティブがもらえる仕組み
・おしゃれなゴミ箱を置くことで景観の一部にする
・目の付きやすいところにゴミ箱を設置することで、捨てやすくする
発見2: ファミリー目線が不足!
・警固公園や天神中央公園などひらけた空間でも、家族連れも楽しめる場が少ない
・街中に喫煙所が少なく、小さい子供が安心して遊べない
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みんなのアイデア
・子供だけでも安全に遊べる砂場や遊具を設置
・お母さん同士も交流できる、ベンチのある空間づくり
・VRゲームやボルダリングなど家族連れも楽しめる場づくり
・子供が歩くだけでテンションが上がるようなアートを街中に溶け込ませる
発見3: 夜は通りづらい場所がある
夜の時間帯にまち歩きをした人たちからは、暗い時間だからこそ気になったことも。
・裏路地や公園に、街灯が少ない
・暗くなると人の目が気にならなくなり、ポイ捨て等もしやすくなる
西通り沿いの Apple Store は営業時間外も明るいですが…
…昼間は明るい路地や公園も、夜は不気味に感じるという声があがりました。明かりが常に灯っている場所が多い中、暗い場所は特に際立って見えたようです。
昼間は安心して歩けても、夜になると近づきづらい… そんな場所に「夜ならでは」の魅力を作り出せたら、さらに面白い街になるかもしれません。
天神を歩き、「気になる」を撮り、感じたことをみんなで共有した今回のワークショップ。
学生視点での発見やアイデアには、「当たり前だけどできていないな…」ということも、「実際にやってみたら面白そう!」と思うものもありました。
若者の視点は、未来人の視点。天神の未来へのヒントを見つけるべく、今後も掘り下げていきたいと思います!
TENJIN BOX 事務局